柔術コマンド

ブラジリアン柔術&格闘技諸々

3rd Place

先週、1か月ぶりに道場に顔を出した。

 

軽くスパーリングもできて満足だし、そこに行けば仲間がいて柔術ができるという環境があることに感謝した。

 

家、職場、サークル、オンライン上の繋がり等々、人それぞれ居場所はあると思うけど、そのどれもが居心地の良い場所であるとは限らない。

 

幸い僕は恵まれているから、嫌々所属しているような場所はないけど、この記事を読んでいる人にとっても、柔術と一緒に練習する仲間の存在が心の拠り所の一つになっているといいと思う。

 

現在所属している道場は3件目で、練習期間にしては移籍が多い方かな。

 

正直、留学先のMMAジムで始めた柔術がここまで続くとは思っていなかった。けれど、帰国して最初に入会した道場でも、引っ越しに合わせて移籍した現在のジムも、どこも居心地がよかった。

 

僕の運がいいのか、柔術をやっている人はみんな波長が合うのかわからないけど、柔術というサードプレイス(第三の場所)ができて日々の生活が上向きになったと思う。家や学校、職場で何か上手く行かないことがあっても、道場で1時間練習すれば「また頑張るか」という気持ちになれる。

 

ゲームでよくある、体力ゲージが全回復するエリア。

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他のどんな勢力も干渉できない、聖域のような場所が一つあるだけで救われる人は多いと思う。柔術に限らず、まだ自分にとってそういった居場所がない人は今からでも探しに行くといい。

 

保証はできないけど、きっと見つかるはず。

 

グループやサークルじゃなくても、自分の弱さを晒せる、信用できる友人や恋人を見つけるのもいいかも。意外と近くにいたりする。

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格闘技に話を戻すと...

 

柔術を含め格闘技の道場には政府関係者のお偉いさん、上場企業の役員、学生、外国人、色んな人がいるけど、社会での立場と関係なく練習して勝ったり負けたりしている。

 

嫌でも自分の弱さを晒すことになるし、無力さを痛感する。だからこそ相手を信用できるし、信用される。飲みに行くより手っ取り早い。

 

逆に言えば、負けるのが嫌=弱さを受け入れられない=自分を晒す勇気が出せない人は、どんなに傷も一瞬で回復するような聖域がたとえすぐ近くにあったとしても、見つけることができない。

 

誰彼構わず自分の弱みを見せるのは違うけど、これと決めたものがあるなら勇気を出して失敗や裏切りを恐れずにチャレンジできると、意外とあっさりトンネルを抜けるかもしれない。

 

以上、夏の終わりっぽいシンミリした記事を書いてみた。

 

次回はもっとノウハウ的な話しよっかな!