NO-GIをやろう
NO-GI(ノーギ)ってやったことある?
グラップリングは禁止技や制限が少なく、NO-GIは柔術ルールが一部適用されて帯によってはヒールフックなど足関節が禁止されている。
ADCC(アブダビコンバット)というグラップリングの大会があって、優勝者は「寝技最強」の称号を与えられる。
個人的な意見としては、GI(道着を着た一般的な柔術)とNO-GI(裸でやる柔術)はどちらも練習したほうがいい。
違いを説明すると、GIは相手をコントロールできるorされるためキチンと手順を踏んだ練習が可能だ。逆にNO-GIは相手を制御するのが比較的難しくなるので、相手に合わせてついていくような、より動きを重視した練習に向いている。
語弊を生むかもしれないけど、GIはコントロールがお互いに効くため、何手も先を読むような、より戦略的な動きが必要になる。逆にNO-GIは掴める場所が少ないので、相手の動きを読み取る感覚だったり、よりフィジカルを必要とする。
両方とも練習すると相乗効果が生まれるし、柔術の根幹に立ち返ってストリート目線でいえば、服を着こんだ冬と軽装の夏どちらも変わらず対応できるほうがいいに決まっている。
所属するジムにNO-GIがあったら是非チャレンジしてみて欲しい。
日本にNO-GIやグラップリングがアメリカなどと違って普及しないのは、日本人が習慣的にあまり接触(ハグ、手を握る)をしないからという理由があるかもしれない。
だからこそ一度やってみたほうがいい。
柔術よりも肉体のぶつかり合いを感じられると思う。
楽しいよ。